前回は、認知症について、私の考えを書いてみました。
そして、認知症で問題となる症状は、感情ストレスが影響しており、
そもそも感情ストレスは、どこからきているかというと、私たちの “ 脳 ”
というところまで、書きましたね。
私たちの脳は、爬虫類の時代からある、生き延びるための脳と、
ヒトとして、豊かな感情を司る、大きく発達した脳があります。
生き延びるためのの一部を“ 扁桃体 ” といい、
” 恐怖 ” や ” 不安 ”、といったストレスに関係していると言われています。
ヒトとして発達した部分は、” 前頭前野 ” といい、
・考えて、行動する支持を出したり
・集中する
・やる気を出す
・コミュニケーションをとる
・記憶する
そして、 行動や感情をコントロールする、働きがあります。
つまり、認知症であってもなくても、
不安や恐れが元で、何かトラブルと思える状況が起きた時というのは、
” 扁桃体 ” が暴走し、” 前頭前野 ” が働いていない、
ということが、考えられると思います。
では、そんな時、どうするか。。。
みなさんもやってみましょう!
恐怖や不安となるようなストレスを思い出していただきます。。。
例えば、苦手な食べ物、生き物、、、嫌いな上司、苦手なあの人、
思い出していただいたら、先日の認知症予防体操でも行いました。
そう、額に手を当てます。
そっと、優しく、額に触れて。
深呼吸をしてください。
しばらくすると、いかがでしょうか??
参加された方の中には、
「 なんだか落ち着いた 」
「 穏やかな気持ちになった 」
と、おっしゃっていました。
恐怖や不安を感じたら、パニックにならず、
額に手を当て、
今ここに集中し、どうしたらよいか考え、行動する
という、スイッチや、切り替えるきっかけになると思います!
お試しください♪
お読みいただき、ありがとうございました!
しむらよしこ